英姿颯爽

日々の気づきや、技術的なお話です。

新卒一年目の4箇条

おつかれさまです。
去年(2016年)に会社に入社してから、早いもので1年が経とうとしております。

『新卒一年目』という大きなカテゴリから外れ、仕事に対しても大きな責任が降り掛かってくるようになる
人生のターニングポイントに立っている感覚です。


今回はこの『新卒一年目』という大きなカテゴリに属していた1年間を振り返ってみて、感じたこと、考えたことなどをまとめていきます。


今年から社会人!
という方に読んでいただけて、少しでも頑張る理由になって頂ければと思います。


私の新卒4箇条

・身体が一番の資本
・「はい」と「いいえ」どちらも言えるようにする
・一日の流れを早めに作る
・みんながやりたがらない仕事をやる


重複しているようなものもあるのですが、ひとつずつ掘り下げていきます↓


身体が一番の資本

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社会人になってから自分が最も気を使ったのは自分の体調管理でした。

毎日仕事に行き、仕事をして、帰宅する。

この仕事に行くと帰宅する
ここまでを含めて、社会人の責任として捉えておりました。


ただ、人間だれしも
眠くて気合が入らない…
疲れたから今日はご飯食べずに寝てしまおう…

こんなふうに考えることもあるかと思います。


自分の経験ですが、こうなってしまった場合、ズルズルとその状態が2,3日続いてしまい、結局仕事も上手く回らず悪い方向に傾くという経験をしました。


なので
『自分の仕事スイッチのオンオフを物理的に管理する』

自分が1年間続けていた方法はこれです!
どんなに大変な時でもこれをしたら仕事モードになる、どんなに明日に仕事が残っててもこれをしたら仕事モードをオフにする。


そんなルーティンを決めておくと、このスイッチのオンオフがとてもやりやすいです。
(朝にオフィスでヨーグルトを食べる、1日の仕事終わりには自分のマグカップを洗う。これが僕のルーティーンなので、こんなことでいいんです笑)

「はい」と「いいえ」どちらも言えるようにする

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よく聞く話なのですが、「イエスマン」というものの考え方があります。

振られた依頼には、とりあえず挙手をして「できます!」と主張する方法です。
これは間違っているものではないと思います。
仕事をするうえで快く引き受けてくれる人間と引き受けてくれない人間がいた場合、前者に依頼したくなるのは当然かと思います。

僕の言いたいことは、会社の利益を考えた上で「ノー」と言える癖を早めに掴めるようにしておくと、必ず役に立つということです。

仕事は連携作業という話をよく聞きますが、まったくもってその通りだと思います。
依頼をする人間がいて、制作する人間がいて、納品しお金が発生する。

この中で自分の身の丈にあっていない仕事を振られてしまうことがあります。
ここで「イエス」といえば、確かに自分のスキルの向上に繋がる場合があります。
ですが、自分ができるか分からない微妙なラインのものを快く引き受け、その結果できませんでした。
これでは、会社にとって不利益が発生してしまいます。

新卒のうちはこういった失敗をドンドンするべきだとは思いますが、新卒のうちにイエスマンでいなければ!という考え方に襲われると、何年経っても同じ過ちをしてしまいます。

会社の利益を考えて「ノー」といえる準備を進めるのは、一年目のこのタイミングが非常に有益です。


1日の流れをはやめに作る

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1日に舞い込んでくる仕事は一つではないことがほとんどだと思います。
会議資料の作成、売上の確認、製作活動…

これら以外にもたくさんの仕事が舞い込んできます。

これらのたくさんの仕事を片付けていくためには、優先順位をつけて処理していく必要があります。
ですが、自分の1日の大まかな流れができていないと、期限だけに重きを置いて優先順位をつけてしまいがちになります。

こうした場合、大きな仕事が変なタイミングにきてしまい、思った以上の成果が出せなかった事がありました。

自分の場合は、大きくやりたくない仕事はなるべく午前中に着手し
早く終わる簡単な仕事を業務終了間際に持ってくるように、1日の流れを作っていました。

この1日の流れの有無で、仕事に対してのモチベーションややる気は結構コントロールできると思います。


みんながやりたがらない仕事をやってみる

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新卒のうちは、会議室の予約や飲み会の幹事など
正直めんどくさいなと感じる仕事が多いです。

僕の言いたい事は、こういった誰もがめんどくさいと思う仕事こそ、積極的に引き受けるべきであるということです。
というのも、こういった仕事は誰にでもできる簡単に成果をあげれる仕事だからです。

自分が上司だった時を想像していただきたいのですが、「成果がたくさんある人間」と「成果が少しの人間」どちらに仕事を依頼するでしょうか?
おそらく前者かと思います。

また、幹事などで様々な人と話す機会が増えると、それだけで会社内にコネクションができます。
大きな仕事がきた時に、誰かの助けを借りようとしても誰の助けを借りればいいのか検討のつかない状態と、当たりがある状態では
結果を出す速度も早くなり、それがまた自身の評価につながっていきます。
(余談ですが、僕は幹事をやりまくって貯めたホットペッパーポイントで美容院に行きました…笑)

まとめ

いかがだったでしょうか?
これはあくまで自分の1年目を振り返ってだったので、納得していただけた点、納得できなかった点あるかと思います。
仕事をするという事に正解はないと思っています。個人でモチベーションの維持や成果の出方など大きく変化します。
ぜひ、様々な事に挑戦してより良い成果が出せる自分だけの習慣ができるように応援しております!

(結構下記の本と内容が重複しております。こちらの本を入社前に読めた事で僕自身スタートが切りやすかったので、よろしければどうぞ!)