英姿颯爽

日々の気づきや、技術的なお話です。

妖怪ウォッチワールドが流行らないと思う私なりの3つの理由

お疲れ様です。
本日パズドラで有名なガンホーさんの新作発表会が行われました。
prtimes.jp

そこで発表されたゲームが
妖怪ウォッチイナズマイレブンなどを手がける
LEVEL5」さんとの共同運営タイトル
妖怪ウォッチワールドでした。
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どんなゲーム?

日本全国に出現する妖怪を探して友達になろう!
見つけた妖怪をタップすると、あなたのの画面に妖怪が出現!
バトルに勝つとともだちになれるかも!?

すごい!なんて革新的なゲームなんだ!!
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…冗談はさておき
真剣に妖怪ウォッチワールドが流行らないと思う理由を考察していこうと思います。

1.位置情報ゲームをやる人はコアなゲーマーではない

身近な「P◯kemon G◯」を現在でもプレイしている人を
思い浮かべて欲しいのですが、コアなターゲットは
ソーシャルゲームに熱中してこなかった人
だと思います。(お父さんやお母さんなど)


こういった人たちは、コアなゲーマーではないので
ゲームからゲームへの移動が容易ではないと考えます。

そのうえ、収集する事が目的なゲームにおいて
「今まで収集してきた資産を諦めて、他の資産集めをする」
これのハードルは思っている以上に高いと思います。

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そのため、位置情報ゲームは従来のソシャゲに比べて
後発の物がフリになる傾向になるのではないかと思います。

2.妖怪ウォッチというコンテンツ

全盛期には、ポケモンに並ぶと言われていたほどのコンテンツでした。
問題は現在もその勢いを持っているか


私はこれを「NO」だと思います。
(小・中学生には未だ爆発的な人気なのかもしれませんが)


低学年向けコンテンツには「衰退期」があると考えます。
私自身の話になってしまいますが
ポケモンというコンテンツが始まった時が小学生の低学年でした。
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当時で考えると、学校に着いたらポケモンの話
学校から帰って集まってもポケモンの話

本当に話題の中心にあったと記憶しています。


ただ、4,5年経つと小学校の高学年になり
「低学年向けコンテンツ=お子ちゃま」
このように考える人が周りに多くなり
自分の周りからめっきりと話を聞かなくなった記憶があります。
(これを低学年向けコンテンツの衰退期と考えています)


近年、スマホを持つ子供が増えてきたというニュースを聞きますが
携帯を持ち始める子は
「低学年向けコンテンツ」の衰退期と被っているのではないかと推測しています。

これが2つ目の理由です。

3.ゲームワンセットのテンポ

最後はゲーム自体の話。
前述した事を覆して、ユーザーが定着したとしても
結構致命的だと感じた点です。


前述した別の位置情報ゲームは

「アプリを開く」→「モンスターを見つける」
→「モンスターをタッチする」→「捕獲アクションをする」

このワンセットのテンポが絶妙に短くよくできていました。


妖怪ウォッチワールドでは

「アプリを開く」→「探索ボタンを押す」
→「妖怪を見つける」→「妖怪をタッチする」
→「バトルを行う」→「確率で仲間になる」

実際に触れてみて、すごく冗長であると感じました。


また、1バトルも長く
「ちょっと気楽にやろうかな?」と思える範疇を超えています。


総括

1.位置情報ゲームをやる人はコアなゲーマーではない
2.妖怪ウォッチというコンテンツ
3.ゲームワンセットのテンポ

上記3つの理由から
覇権コンテンツに名乗りを上げるのは難しいと考えます!
大流行したらごめんなさい!

Pokémon GO Plus (ポケモン GO Plus)

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